Coleopterological Society of Japan

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概要・会則society Information

日本甲虫学会の沿革History
日本甲虫学会の構成 Officials

日本甲虫学会の沿革History

 (旧)日本甲虫学会の歴史は,終戦の1945年に創立された「近畿甲虫同好会」に始まり,翌年に同好会誌1号が発刊されました。1948年に大阪を中心に設立された「虫の友の会」が「昆虫学評論」を創刊,やがて1950年にこの2つの会は合同し,会名を「近畿甲虫同好会」,機関誌名を「昆虫学評論」として再発足します.会名が「日本甲虫学会」に改められたのが1960年のことです.
 一方,日本鞘翅学会は,1954年に設立された甲虫談話会と,1973年に設立された日本鞘翅目学会が1989年に合同し,会名を「日本鞘翅学会」に改めました.
 日本甲虫学会は,(旧)日本甲虫学会と日本鞘翅学会とが2010年に合併した,甲虫学に関連する科学の振興を図ることを目的とする団体です.

日本甲虫学会の構成 Officials

日本甲虫学会 役員 (2023~24年度)
会長 久保田耕平
副会長 大原昌宏,奥田好秀
欧文誌編集委員会 委員長 吉田貴大
副委員長 安藤清志
源河正明
編集幹事 奥田好秀
丸山宗利
大原昌宏
久松定智
新里達也
土岐和多瑠
鈴村李有紗
編集委員 小林憲生
林成多
山迫淳介
山本周平
吉富博之
和文誌編集委員会 委員長 保科英人
委員 奥島雄一
谷角素彦
蓑島悠介
吉富博之
渡部晃平
選挙管理委員会 委員長 小島弘昭
委員 藤澤侑典
樽宗一朗
自然保護委員会 委員長 荒谷邦雄
副委員長 岸本年郎
委員 乙部宏
苅部治紀
北野忠
斎藤秀生
西原昇吾
林成多
保科英人
堀繁久
丸山宗利
会計監査委員 細川浩司
蟹江昇


評議員(27名)
荒谷邦雄、伊藤昇、岩田隆太郎、大原昌宏、奥島雄一、奥田好秀、岸本年郎、日下部良康、小島弘昭、斉藤明子、斎藤修司、澤田義弘、鈴木亙、高橋和弘、谷角素彦、生川展行、新里達也、野村周平、長谷川道明、林成多、久松定智、保科英人、堀繁久、蓑島悠介、村上宏将、山迫淳介、吉富博之


日本甲虫学会 運営幹事 (2023~24年度)
庶務 金子直樹,蓑島悠介
会計幹事 戸田尚希
例会幹事 日下部良康(調査観察会),野村周平(東京),生川展行(名古屋),澤田義弘(大阪)
ホームページ管理幹事 蓑島悠介
渉外・図書管理幹事 藤江隼平


甲虫学会会員
2023年10月29日現在
会員数760名
正会員666名
学生会員48名
賛助会員 0名
名誉会員 2名(渡邊泰明先生、大林延夫先生)
団体会員 8名
海外会員 10名

日本甲虫学会会則Society Regulations

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日本甲虫学会の活動 Activity

日本甲虫学会は,甲虫学の発展と甲虫研究者および愛好者の交流を目的として,機関誌(欧文誌・和文誌等)の発行,年次大会(総会を含む),地方例会(東京・名古屋・大阪)および調査観察例会を開催しています.また,自然保護委員会では甲虫類に関わる保全活動を行っています.これら学会活動に関する情報はすべて,本ホームページで閲覧することができます.

機関誌は,欧文誌「Elytra, New Series」が年2回,和文誌「さやばね ニューシリーズ」が年4回発行されています.このうち欧文誌は,原著論文のみの掲載となりますが,和文誌は原著論文以外にも,分類群の解説,研究方法の紹介,採集紀行,短報などを掲載し,幅広い会員層の要望に応える誌面作りを行っています.また,不定期刊行物として,特別報告や地方甲虫誌なども随時発行しています.学会の機関誌等のバックナンバーについては,「昆虫文献六本脚kawamo.co.jp/roppon-ashi/」より委託販売をしておりますので,そちらをご利用ください.
 また当会の出版物は過去5年分を除いて,PDFにて公開する作業を進めていますので,ご利用ください(こちら)。

学会行事のうち,年次大会は年1回,調査観察会は年1回,地方例会はそれぞれ東京例会(3回),名古屋例会(2回)および大阪例会(3回)となり,合計すると年10回の行事開催となります.会員はいずれの行事にも参加することができますし,非会員であっても,地方例会や採集例会に参加することが可能です.甲虫に興味のある方はぜひとも例会にお越しください.

なお,自然保護委員会ほかの委員会活動については,「各委員会からのお知らせ」をご覧ください.